2022年2月11日金曜日

所持プラグイン棚卸3-ダイナミクス編

 プラグイン3記事目、ダイナミクスと言ったが、コンプレッサをはじめとして音量を動かす系みたいな感じで。

<コンプレッサ>

Waves Renaissance Comp
またお前か、と言わんばかりにWavesのルネシリーズここでも。アナログを歌っているシリーズではあるがこいつは前記事のリバーブと同様ジェントルな掛かり。味付けもあるのだが音量を操作したい目的だったら本当にこれ。ライブ中に自分のパートにリアルタイムで挿したい。効いてる感が分かりやすいGUIも良い。必要に応じて同社のC1も時々。


Waves HComp
Wavesからもう一つ。


VladgSound Molot
ロシア製のフリーコンプ。音楽用途というか通信機。スネアにカコーンと決めることがあったり、ドラム周りに挿していることが多いか 。このGUIは元ネタの実機がある訳ではないが、ATTACKの右のスイッチ、ALPHAはNeve33609で、SIGMAがFairchild670の挙動になるとか。αにSIGMA、ソニーのカメラとシグマのレンズというのは偶然か。



Nomad Factory BusDriver
2016年初頭だったか無償配布していたのに乗じて導入してみた。無償とはいっても現在は普通に2万くらいするのだが、無償配布していた経緯をこの記事を書きながら初めて知る。「1176」と「LA2」の文字が見えるので2モデルを合わせたような挙動だろうか。確かにボタン類は1176でツマミはLA-2Aを模しているか。ソロ楽器の相性が良い。密かにお気に入り。


<エキスパンダー/ゲート>
Waves C1
こういうプラグインは武器というか道具、これにこだわる程に自分の耳は熟達していないので一つあれば。味付けは一切なし。ゲートとして登板することが殆どだが、ガチガチのデジタルコンプが欲しいときはコンプとしても使う。


<マキシマイザー>
iZotope Ozone9
これ書いているのは2022年2月11日だが、近年セールでプッシュが激しかったので昨年成り行きでポチっている。マキシマイザーとしてだけでなく全般に便利ツールであるができることも多いのでまだそこまで使いこなせていない感じ。こういうツールが来たからにはまた何か作らなければと思う次第で。

A.O.M Invisible Limitter
DTM界隈では少ない日本製。現れた当初は彗星の如き存在。今ではOzoneにポジションを譲っているが、音圧を弄る段になると、そこだけOzoneではなくこいつを投入することも。高級オーディオ機器のようなインターフェースが良い。


<その他ダイナミクス系>
Native Instruments Transient Master
これも道具、同系のプラグイン持ってきて何か変わったとしても、これ以上ないシンプル操作でワンショット系の音の「入り」と「出」を操作できる。ドラムの切れ味調整。操作に対して効果が分かりやすい。



コンプは種類も有り過ぎるのだが1軍登録されているのはここに上げた4つ、そこにゲートで上げたC1と、StudioOne付属のコンプは1.3~5軍くらいのポジション。トランジェント系はあった方がよい。たまたまバンドルに入っていたものだが、そうじゃなくても色々あったかと。


所持プラグイン棚卸2-リバーブ/ディレイ編

棚卸2記事目はリバーブとかディレイ。バンドルで勝手に増えていくが使うものはEQ以上に限られている。好みを見つけるとまずそれを挿して、それで済んでしまうという。所持品整理しながら次を考える機会に、、、なるのか?

<リバーブ>
Waves Renaissance Reverb
この手の振り返りをする際に必ず触れているリバーブ。「これ一つあればとりあえず何とかなる」という状態が何年も続いているのは良いのかどうか分からないが、もっとエゲツナイのが欲しいと思ったとき以外は本当にこれだけかも。後は「こればっかりじゃなー」と思ったときに初めて他を物色するという。

Lexicon MPX-i Native Reverb
Presonusのハードウェアを購入するとStudio Magicというプラグインスイートが貰える。その中の一つにあるのがこのリバーブ、「-i」と品番に入っているのはどうやらStudioMagicでの機能限定の記号の模様。設定できるのはプリセットとMixの%だけなのが却って使い勝手がよい。


Nomad Factory BlueVerb DRV-2080
単音楽器の使うことがある。ほかのリバーブよりも気持ち荒い感じ。Nomadのほぼ全部入りバンドルIntegral Studio Packを以前セールで投入したので数は揃っているのだが、やはりその中でも登板するのって比率的に僅かであると同時に、そこから引っ張り出してやろうと持ち出して探しているうちに時間がみるみる過ぎる。バンドルあるある。


Presonus Room Reverb
結局のところGUI的に「使っていてアガるリバーブ」ってこれなのかも。StudioOne付属のリバーブだが、開発元として後発だからか、質実剛健というよりも操作していて楽しいのがこれに限らず付属プラグインで結構ある。


<ディレイ>
Nomad Factory ECHOES 
所持しているディレイは「使っていて楽しいという」理由だけでこいつの一人勝ち状態が長いこと続いている。なんとかする必要あるのか分からないがなんとかせねば。高品位なディレイというのがいまいちピンと来ないので、こういうのこそ出音より直感だということにしようと勝手に思っている。



Presonus Analog Delay
もう一つだけ上げるならこれ。ギターカッティングにこれを挿したらECHOESよりもキレがよかったので、それ以降同様の用途に使用している。やっぱり結局は見た目で選んでいる感。


そんなベタ褒めするならRenaissance ReverbとECHOESだけでよくね?となってしまったら多分面白くない。FabFilterとかまだ触ったことないので一つくらい持っていてもいいんかなー。








 




2022年2月9日水曜日

所持プラグイン棚卸1-EQ編

突然思い立ったので、所持しているプラグインを整理したくなったので何度かに分けて書いていく。違いが分かる耳は持ち合わせていないのでポイントは「使っていてアガるかどうか」まずはEQ編。

<EQ>
A.O.M tranQuilizr
主にフィルターとカット用途で持ち出す。常用EQとしては一番長く使っている。調整しても全体の音量を戻してくれるAGCは良い。これ一つでとりあえず何でもできるので一応優秀。

McDSP 4020 Retro EQ
コロナ流行し始めたときにセールやってたので何となく投入。強くかける程Q幅が狭くなるという。そんなこともあって強めにツマミを回すことが多いかな。レトロを名乗っているけどあんまり主張しすぎないGUIが好きかも。


PSP AudioWare NobleQex
実機とはだいぶインターフェースが違うがPultechスタイルのEQ、他にもこの方式のプラグインは入っているが、マイナーだからという理由だけでこれを使っている。アコギストロークのトラックにテープシミュとセットで必ず入れている。



Waves VEQ4
専らブースト用途、ギターソロなど「強くしたい」トラックに挿すことが多い。選択できる周波数が限られているので余計な迷いなく使える。


Nomad Factory EQ 9063B AllTech
こっちはもっとシンプルな2バンド、「上の方/下の方」で話を済ましたいときに登板する。細かく調整する前段階のストリングスをこれで作ったりする。というか「使う理由」をでっち上げて挿すものだと思っている。



Native Instruments Passive EQ
本来マスタリングで使うらしいEQなのだが、作業に行き詰ってとりあえずツマミを回したくなったらこれを持ち出す。あとから見返すと使った理由を見つけるのに苦労する。


上の3つが一軍、特にtranQuilizrは取っ掛かりとして最初に挿すことが多い。面倒くさがりなのでAGCはとても有難い。それとNobleQはアコギの重心が良い感じに下がる。EQは各社のプラグインバンドルを購入すると多数付いてくるのだが、この二つは単独購入したので他より愛着がある。


文房具沼・購入編

文房具沼・選択編 からの続きです  というわけで時は比類なき2022年8月11日、山の日という2016年に制定された新しい祝日であるが何度も言っている通り 行先は山では無く沼 。 帝国 群馬の文房具店「ハイノート」を物色。書店のついでにある文房具コーナーではなく「文房具専門店」と...