分類:DAW音源
弦の音源自体は他にも持っているのだが、それなりの編成を前提としている物が多く、チェロ・ビオラ・バイオリン×2という編成で鳴らすと、そりゃ不必要な程に豪華になってしまう。
バンドにおけるキーボードでストリングスを出す場合はある程度重厚さは必要だが、もっと厳かに行きたく、そのためにもソロ弦音源を一つ持っておきたかった。
(動画)CSSSのデモ
古くはSC8820とか使っていた時代もあるのだが、ストリングスの音は使っていたものの、単音バイオリンの音は使うことはなく、バイオリンソロの打ち込みなんて夢のまた夢かなと思っていた。だが、鍵盤しか弾けなくても色々な楽器がそれなりのクオリティで再現できるようになってきた。良い時代だ。
昔ギターを少しだけやっていた時代があるのだが、Fは押さえられてもBbで挫折してしまった。それから20年、先日ギターを持つ機会があったのだが、もはやBmですら押さえられなくなっている。やはり「押すだけで鳴る」楽器が最高。
投入は年末になってからなのでまだ本格的に使っていないのだが、少し触っただけで見た目よりも容易に使える感じ。
音源サンプルはSSDに放り込んでいるのだが、こいつを入れていよいよ空き容量が心許なくなってきた。増設か。
分類:ゲーミングキーボード
で、2019年秋にElecom社の小型で薄いのに変えたのだが、これは全く手に合わないが騙し騙し1年弱使ってK800に戻した。
だがどうだろうか、何やらミスタッチを頻発している。キートップに指がいなされて、キーに触れているがボタンが沈まない、という状況だ。
実はこれ、職場のLenovoのマシンに付いていたキーボードでも同じことが起こっていた。職場の方はパンタグラフだかメンブレンだか分からないのだが、とにかくキーが沈まない。
これね、もしかすると自分自信が劣化してきているのかとちょっと焦ったのだが、ここで「これはキーボードのせいだ!」というまるで無能な指揮官のような思考に走り、まずは自宅のキーボードに投資することを決める。
キースイッチにはメンブレン、パンタグラフ、メカニカル、無接点方式の4つがあるが、前2つのタッチがアウトなので後ろ2つが候補になるのだが、無接点方式なんていうのは高価すぎるので却下。というわけでメカニカル方式のキーボードを漁ることとなった。
で、メカニカル方式となれば今度はスイッチ、いわゆる「軸」の選定、それぞれの特徴は他に譲るとしてスイッチ感の無い赤軸のキーボードに候補を絞る。
スペース上の都合テンキーレスであることも今回条件に入れたのだが、テンキーレスでメカニカル、そして無線という条件で探すと、これが本当に無い。
上記動画を参考に絞り込んだのだが、動画で紹介されているG913は予算オーバー、DREVOはちと派手。CORSAIRは調べてみると有線は赤一色、無線は青一色のLEDということで、別に七色に光る必要も無かったのでCORSAIRのワイヤレスに決定。
やっぱ青いのが決め手。ここで「有線が青、無線が赤」だったら有線買ってたと思う。
地元のY電機とかKsデンキには当然のようにLogicoolとElecomしか置いていない。コルセアとかいうメーカーなんて置いてあるわけなく、そのままPCデポへ行くもK65が置いてあってK63は無かった。K65もテンキーレスで有線ではあったものの、K63の青一色LEDが欲しかったので帰宅後Amazonでポチる。
で、到着。
結局今まで自分が使っていたキーボードって、好みとは正反対のものだったのかも知れない、と思うと少々愕然とするのでもあり。なんか文字打ちたいけど打つ気が無い、と思っているそこの貴方。自分のことを棚に上げて、まずは目の前にあるキーボードの所為にするのも悪くないぞ。
*なお、このK63は間もなく職場に転属することになるのだが、それはまた後程の記事で書くことにする。
分類:ミラーレス一眼(APS-C)
昨年末に投入したので昨年版では番外。本当はもっと上位に行くはずだったのだが、その後に後述するα7III購入したのでここに甘んじたというべきか。
2016年秋に一眼の世界に入って以来ずっとNEX-7という2012年式の型落ち機を使ってきたのだが「位相差AFが無い」とか「サイレントシャッターが欲しい」とか「もう少し高感度耐性が欲しい」とか欲が出てくるもんで。
気が付けばα6300と6500はカタログ落ち。ソニーのフルサイズ機は「α7」の後ろにIIとかIIIとか入れて後継機種を作れたがAPS-C機ではどうするんだろう。α6400の次は6450とかになるんかな。
NEX-7にはモードダイヤルが無く、本体上にあるダイヤル2つと、背面のダイヤル1つでシャッタースピード、絞り、ISO感度を動かせるインターフェースがとてもよくできていて、何故この機種だけでやめてしまったのだろうと思わずに要られぬ。モードダイヤルは必須ではない、とか思うのは既に異端か。
Mモードで取ってもISO感度をオートにしていると結局完全なマニュアル操作にならないのでISO感度も固定することになるのだが、その時にNEX-7では背面ダイヤルを回すだけで変えられたところ、以降の機種ではダイヤルの右を押してISOメニューを出してそこから切り替える、という段階を踏む。ここは他のメーカーの思想もちと気になるところ。
ソニーはこのα6400を皮切りに動画30分制限を撤廃していった。関税上では連続30分以上動画を録れるんものはビデオカメラと言う扱いで、また何やら色々違うらしい。
使ってみての感じ、やはりセンサーがアップグレードされているので高感度耐性が少し良くなったか。NEX-7は自動では1600で打ち止め、実際3200とかでちょっと厳しかったのだが、6400はISO4000くらいでも使えんことも無い。
上の画像でも使っているのだが、Eマウントには他社に無い18mm-105mmのF4通しというレンズがあり、こいつは地下のライブハウスで構えるにはこの上なく良くできているので、コロナが収まったらこいつを付けてまた行きたい。
なお、この8ヶ月後にフルサイズに手を出すことになるのだが、それは別のものがたりである。
分類:VSTプラグインエフェクト
今年はコロナで外に出られない人がたくさんいて、それを狙ってDAW関係でもセールが多数行われ、その時に購入した。
コンプレッサは役割だけを端的に書けば「ある入力以上のものを抑え込む」だけのもので、そこで音量を揃えるものであり、そこから音量を上げて音圧を出すとか、音がパキパキになったりするのはその先の話だと考えている。
緻密なことをやるようなものでは無いが、
音量感を操作するためのコンプは今まで殆どWavesのRenaissanceComp(以下「ルネ」)を使っていた。こいつは昔からあるので設計は古いのだろうが本当に余計なことをしないので、願わくばライブの時にコード弾きをすることがあったら是非使いたいくらいのもの。
ルネに別に不満は特に無かったのだが、カメラ程ではないもののVSTプラグインというのも沼みたいなもので、何か気になるものがあって値段もそこまでしなければ手が出てしまう。
McDSP社のRetroPackというバンドルなのだが、同じようなI/Fのコンプ・EQ・リミッターのセット。操作系はシンプルで「ツマミ回してドン」的なやつ。
今回は代表してコンプとしたが、EQもブースト用として結構使った。似たようなものでWavesのVEQも持っているのだが、こっちの方が効きが素直かも知れない。
ド派手に潰しても綺麗。あと、これはルネにも言えることだけど、GainReductionのメーターが縦だと効いてる感じを訴えてきてとても良い。
プラグイン変えて音の差を歴然と感じられるような優れた耳は持ち合わせていないので、やっぱり操作系で盛り上がってくる気分、コレ。
DRY-WETが設定できるコンプであることも触れておく。原音と潰した音を混ぜることができる。McDSP(代理店のMI社だが)のサイトに「副作用を排除した」と書いてあるとおり、予期しない方向に行くことは無かった気がする。
派手に潰して混ぜる、という使い方は色々可能性があるかな、試したいところ。あとGRレベル表示は横より縦が好きです。だからルネコンプも良く使う。結局はそんなもんかよ。
分類:交換レンズ
キタムラのネット中古で購入。取りに行ったときに店員氏から「これいい奴っすよねーーー」とか言われる。分かってんのかなw
8位の項にも書いたのだが、夏にα7IIIを購入したので、それ用の標準単焦点として投入。このLoxiaと、Sony55mmF1.8のZEISS銘の2つで最後まで迷った。LoxiaはMFでF2、SonyはAFでF1.8、よほどの物好きじゃない限りはSony選んでおけば間違いない。
だが私は物好きだ。
MFレンズは今年初頭にサムヤンのAPS-C用「85mm F1.8 ED UMC CS」というMFレンズを手にしているのでMF専用というのは初めてではない。が、APS-Cの85mmとかフルサイズで言うところの(およそ)135mmであり人を撮るのでなければ最早飛び道具である。
それに比べれば使用頻度は高い。さて自分はこんなのをちゃんと使いこなせるのだろうか。
そんなことを思って躊躇したのだが、決め手となったのは「根元のリングが青」「マウント合わせ用の目印が青」という、撮影には関係ないところで勝負あり。
CarlZeissが直に出しているレンズはTouit1.8/32も持っているのだが、こいつも目印は青だ。ツァイス社よ分かっているじゃないか。
なお、動画で使うであろう絞りリングのクリック感を無くす機能はレンズの裏のネジを小さいマイナスドライバー(付属の物もある)で回すことによって動作。MFであるこのレンズで動画を録ることは考えていないので使ったことは無い。ただソニーやシグマといったメーカーはレンズ表面に解除スイッチが付いているので、それに比べたら手間がかかる。動画も考えている人は要注意かな。
そして、第一印象
フォーカスリングが快感
ほんとにこれ。
AFレンズのバイワイヤだとフォーカスリングの動きがヌルヌル過ぎて、マクロっぽい使い方をしない限りはMFで撮ることもないか、ということになる。
それに比べてこいつはどうだ。ヌルヌルという以上にゲル状だ、と書いたらむしろ悪いんじゃね?という指摘もあるのだろうが要するに適度に重い。そして少しばかりの慣性が働いている。操作側が一方的に合わせるのとはちょっと違うこの感じ。言語化すればするほど何だか話がチープになっていきそうな気がするのでこれくらいにする。
余談だが、上で少し触れたツァイス社のAPS-C単焦点であるTouit1.8/32はフォーカスリングがラバー製、そして回すとジーコジーコ音がする。モーターの手ごたえがリングに伝わってくる。普通ならそんなレンズ古臭くて評価されないのだろうが、今のところ所有しているレンズの中で「AFレンズなのにMFで積極的に撮りたいレンズ」というのはこのレンズが唯一ではなかろうか。
Loxiaに話を戻す。撮った後に時々カメラがフリーズする不具合がある様子。これも含めてもうご愛敬でいいやと思う。
スマホカメラは便利だし、即時性という意味においては最強のツール。ただ昨今よく言われている「スマホで充分」とか口が裂けても言うつもりは無いし「撮影体験」というのはスマホだけでは得難いもの。
人力で撮るという面白さに触れたかな。人を選ぶとは思うが楽しいレンズ。
5位から上は現在執筆中。
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